-日本語教師紹介-
-Programs of Visiting Russia-

2002年度 第4回日本語教師派遣事業

派遣教師一覧(19校、17名)

荻内 沙友里 【モスクワ国立大学】

昨年度は少しの期待と大きな不安を抱えロシアに渡りましたが、周りの方々、そして学生に支えられ、困難も多いながらも有意義な一年を送ることができました。
二年目の今年度は、この一年で得たもの、培ったものを肥料に、目標に向け努力し、ロシアで一花咲かせたいと思っています。

松井 一美 【ウラル国立大学】

ウラル地方ははじめてです。自己の使命を果たし、元気に帰国できるようがんばりたいと思います。

新庄 和歌子 【リャザン国立教育大学】

詩人セルゲイ・エセーニンの生まれ故郷コンスタンチノバ、17世紀の修道院があるポシュポワ、夏の終わりにおいしいきのこがとれる森、夕方老人が集まってダンスを踊っている公園、大人から子供まで楽しめる劇場、息も凍りそうくらい寒い冬にドゥブリョンカを着て出かける人々、日が沈まない夏に遅くまで町を散歩する人々・・・。二年目は健康面や安全面に気をつけながら一年目に見えなかったリャザンやロシアを発見してこようと思っています。

高木 美裕紀 【経済法律自然科学学院】

「クラスノダ-ル?どこにあるの?」赴任が決まった時、一番に思ったことでした。調べてみると黒海の近くにあるとのこと。だったら冬もそんなに寒くないだろうし、美味しい食べ物もたくさんあるだろうと今から楽しみにしています。
日本の情報が少ない地で、求められるものは大きいと思いますが与えられたチャンスをムダにせず精一杯、努力していきたいと思っています。

須藤 潤 【ピャチゴルスク国立言語大学】

北コーカサス・ピャチゴルスクは、日本ではあまりなじみのない街ですが、風光明媚、温泉があり、ロシアでは古くからの保養地として有名です。
さまざまな民族、さまざまな言語がひしめくコーカサス地方で、身近に感じることがない日本に興味を示し日本語を勉強している学生がいるということは、非常に価値あることです。学生や私を含めたスタッフ、そして、街の人々みんなで「多言語多文化の共生」という意識を高めていくために、日本語が少しでもその役に立てばと願っています。

勝見 由記子 【ニージュニー・ノブゴロド国立言語大学】

ロシアで賢く生きる3か条
① 油断大敵
② 知らぬが仏
③ 触らぬ神に祟りなし
「清く正しく美しく」!?そんな奇麗事は通用しません。みなさん、「強く賢く逞しく」生きましょうね。

羽澤 志穂 【カザン国立教育大学】

喜び、不安、悔しさ・・・。いろいろな涙を流しました。今期は一体どんな涙を流すことになるのでしょうか。

伊藤 由美子 【ゲルツェン名称ロシア国立教育大学/東洋大学/サンクト・ペテルブルグ国立文化芸術大学】

冬のロシアと夏のロシアは、まったく別の顔を見せてくれます。10ヶ月ロシアに住んで、そのいろいろな姿を、生で見ることができるのを心から楽しみにしています。
生徒たちとの交流を通して、少しでも日本とロシアの懸け橋になれたらと思っています。
そして、また新しい友達ができることを期待しています。

細川 奈津子 【サンクト・ペテルブルグ国立大学】

「ロシアに行くことになった。」と友人に報告する度に、「何でロシアなん?」「何しに行くん?」と聞かれた。それほど私のまわりでは、ロシアは遠い存在だった。ロシア語から何から、全くのゼロからのスタートだが、いろんなことを楽しみながらやっていきたいと思う。

安田 幸子 【ハバロフスク経済法律アカデミー】

今日みつけた物は、今日のうちに手に入れよう。明日でもいいことは、今日しよう。これは私が1年ロシアで暮らし学んだことの一つです。ロシアでの暮らしは一筋縄ではいきません。しかし、それにも勝る不思議な魅力を持つロシアで、今年は何ができるのかたのしみです。日露友好のため力を抜いて?頑張ります。

植木 智子 【極東外国語大学/ハバロフスク工科大学】

前年度のハバロフスクでの10ヶ月は変化の激しい季節に驚きの連続で、異文化体験をしたのはまぎれもなく教師の私でした。これからの10ヶ月は慣れに安心することなく、安全と健康に気をつけて、日露の交流に力を注いでいきたいと思います。

米澤 史織 【極東外国語大学/ハバロフスク工科大学】

ハバロフスク工科大学は週一回、第二外国語として、極東外国語大学は主専攻として日本語を学習しています。
二校兼任ということで大変な面もあると思いますが、より多くのタイプの学生と出会えるという点ではとても楽しみです。ハバロフスクは、冬は-40℃、夏は+40℃までになるという気候の厳しい所ですが、アムール川のほとりの美しい町だと聞いていますので、楽しく、精一杯の仕事と交流をしていきたいと思っています。

樋山 久美子 【バイカル国立法律経済大学】

シベリアの真珠、バイカル湖のほとりに移り住んで4年半。
何もかもが凍りつく厳寒の地で私の心を癒してくれたのは、劇場通いと学生達の笑顔でした。
今回バイカル経済法律大学として生まれ変わった赴任校での1年は、私をバイカル湖よりも深く、冬のボルシチよりもあたたかい人にしてくれることでしょう。

井戸 智子 【海洋国立大学】

ウラジオストクはとても親日的な町であり、赴任校においても日本語学習者数は年々増えてきています。学生の日本への興味も幅広く、時には対応に困る場合もありますが、それだけに日本語を使ってわかりあえた時の感動はひとしおです。
限られた時間の中ではありますが、ロシアの人との心の交流を深めていきたいと思います。

小林 誠 【極東国立総合大学国際関係大学】

国際関係大学の日本語は第二外国語といっても日本の大学のそれとは大きく異なります。近年著しい伸びを見せており、昨年は学習歴2年弱の学生が日本の研究留学生試験に合格して大学(院)に行くことになりました。
ロシアでは教師の指導力が大きく問われます。受身な学生が多いですが、教師の厳しい要求に答える学生も少なからずいます。よって結果は教師自身の能力によるといえるでしょう。軽い気持ち、プロ意識の欠如は厳に戒められなければなりません。

坂田 希 【ユジノサハリンスク経済法律情報大学】

日本から最も近いロシア・サハリンにて、10ヶ月間、広大な手つかずの自然を楽しみ、豊富な海の幸を満喫しつつ、多くのロシア人学生達と日本語を勉強してきました。サハリンは、地理的に日本から近いだけではなく、人々の考え方にも日本的なものを感じたことには驚いています。
ロシア生活も早四年目、初心に戻って、ロシア生活の刺激を楽しみに変えていきたいと思っています。

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