-ロシアの教室から-

イルクーツク国立大学・Skypeによる日本語交流活動(イルクーツク国立大学 中川愛理教師)
2020年11月ー2021年1月

交流会実施にあたって

もともと、孤立環境であるイルクーツクには滞在する日本人がほとんどいないため「日本語で交流する機会がほとんど無い」と嘆く学生が多かったのですが、2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、さらに在留邦人が減少しました。

「このような状況でも、学生たちに日本語で交流する場を提供したい。」そんな思いから、大学生の頃にお世話になった恩師に相談をし、「良かったら、私の授業の学生と交流しませんか?」とお返事をいただいたことで、交流会の実施が決定しました。


参加者の様子





本交流会は2020年11月から2021年1月までの3か月間にわたって行われました(月に3回の交流会を設定し、全9回の交流会を計画)。参加者はイルクーツク国立大学で日本語を学ぶ2年生から4年生までの希望者の学生15名と、京都外国語大学の日本語教員養成課程で学ぶ学生 40名です。
1回の交流時間は30分とし、事前に掲示したトピックをもとに自由に会話をしてもらいました。トピックは「一番好きなもの」のように身近なもので話しやすいものから、「最近のニュース」「仕事」のように抽象度が高いものまでを15個設定しました。


参加者の声

色々なことを話しました。今、日本に留学ができなくて、こんな交流会は大事だと思います!日本人に質問をして、色々なトピックを話して、大切な経験ができました。(3年生、リザ)

この交流会は、ライブ会話の良い代替手段のように思いました。私は日本の文化についてよく話をしました。 コミュニケーションをとる機会があった人たちは親切です。交流会以外でも連絡を取り合っています。日本に行ったら、私たちは会うつもりです。 近い将来うまくいくことを願っています!(3年生、マーク)

3ヶ月の会議で、素晴らしい人たちに会えました。それぞれと話すのは本当に楽しかったです。 楽しくて、面白くて、とても役に立ちました。 最初は怖かったですが、すべてうまくいきました。(2年生、ユーリヤ)


総括

活動後に行ったアンケートでも、本交流会に対する学生たちの満足度は非常に高く、また、今後も交流活動を続けたいという意見が多く見られ、実りの多い活動であったように思います。新型コロナウイルス感染症の影響で、なかなか人と「会えない」時間が続きますが、オンラインでできることは多くあり、人と繋がれることの有難さを改めて感じた交流会となりました。

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