-ロシアの教室から-

日本語教師派遣大学紹介(2014年度)

カザン連邦大学 宮入英子教師


タタールスタン共和国の首都カザンは、モスクワから東に800㎞のところにある、ヴォルガ川に面した美しい街です。

カザンには、タタール人とロシア人が約半数ずつ住んでおり、タタールとロシア両方の文化に触れられるところも魅力の一つです。

カザン連邦大学の日本語コースは国際関係歴史東洋学部に所属し、現在、英語・日本語教師養成コースと国際関係専攻日本語コースの二つのコースがあります。

教師養成コースでは日本語教授法の授業や教育実習などもあります。

写真は、第四回目のカザン日本語弁論大会の様子です。弁論大会には日本語コースの学生だけではなく、他学部や民間の日本語学校からも学生が出場し、お互いに刺激を与え合う場になっています。

カザンは日本人がほとんどいない地域ですが、「日本が好き」、「日本語を勉強したい」という気持ちを持って、がんばって勉強を続けています。



ゲルツェン記念ロシア国立教育大学/東洋大学 金城翔太教師


ゲルツェン記念ロシア国立教育大学(略称:ゲルツェン大学)は、美しい寺院や観光地に囲まれたサンクトペテルブルグの中心地に位置しており、24,000人の学生が元宮殿のキャンパスで勉強しています。

その中で日本語を学習しているのは、外国語学部の4、5年生15人と言語センター(一般向け夜間)の5人程度です。

私が担当している外国語学部の4、5年生は第二外国語として半強制的に日本語を2年次から選択しており、学習意欲はさほど高くありません。

また、教育システムの改正などにより日本語プログラムは縮小する一方ですが、そのような現状でも学生達は前向きに取り組んでいます。



街の中心地からバスで約15分、サンクトペテルブルグ大学の裏にこじ んまりと佇む東洋大学は、その名の通り東洋学専門の私立大学です。

日本語を学習している学生は30人程度で、その多くは将来日本に関わる仕事を希望しています。

第一言語として1年次から日本語を学習する他、中国語や英語、世界史、地理、日本史、日本文学、経済学なども学習しています。

日本への関心や日本語能力は非常に高いですが、読み書き中心で引っ込み思案の学生が多いため、どうにかコミュニケーションを取ってくれるようトピック中心に授業を展開しています。



ユジノサハリンスク経済法律情報大学 武藤愛教師


ユジノサハリンスク経済法律情報大学では、1年生から5年生まで34名の学生が第二外国語として日本語を学んでいます。

専攻ではないため、日本語の授業数は少ないですが、日本語だけではなく、日本の歴史や書道等もカリキュラムに含まれ、日本への理解を深めています。

また、多数ある北海道との交流事業や交換留学プログラムを利用し、毎年多くの学生が訪日しています。

札幌まで1時間と日本に非常に近いこともあり、地元のロシア人にとって、日本は大変身近な国です。

そのため、サハリンの人々の日本への関心はとても高く、親日家が多いようです。





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