-日本語教師紹介-
-Programs of Visiting Russia-

2023年度 第25回日本語教師派遣事業

赴任前研修風景
派遣教師一覧(6大学、6名)

小野田 亮(おのだ りょう) 【ノヴォシビルスク国立工科大学】

この度、ノヴォシビルスク国立工科大学の日本語授業を担当する機会に恵まれ、大変、嬉しく思っています。まだ見ぬ地であるロシアでどのような人たちが待っているのか、期待と不安で胸がいっぱいです。この学校では、私は8人目の派遣教師となります。これまでの先生方が培ってきた「日本語」を通した日露の繋がりを大切にして、頑張りたいと思います。

田口 紗綾(たぐち さや) 【モスクワ市立大学】

平井 英太郎(ひらい えいたろう) 【アルタイ国立大学】

3年ぶりに本事業の門を叩かせていただきました。ロシアについて不透明な情勢が続いておりますが、人的・文化的交流は絶やすことのないよう、努力して参ります。

鈴木 麻由(すずき まゆ) 【サンクトペテルブルク国立文化大学】

文化大学の授業をオンラインでも担当する機会をいただき心より感謝しています。このコメントを書きながら、前回の派遣時、帰任直前の授業後に笑顔で学生を見送り教室に残っていると涙が出てきてしまい、清掃員のおばあちゃんに「またインターネットで会えるよ」と言われ背中をさすってもらったことを思い出しています。言葉を通して互いの世界が広がり豊かになるような活動を目指して、頭も心も柔らかく精一杯取り組みたいです。

増田 壮哲(ますだ まさのり) 【ロシアキリスト教人文アカデミー】

僕が見た「ロシア人」は予想外な民族でした。
僕はかつてシベリアの町に住んでいたことがあるのですが、そこで出会った彼らは小さなことでも知らない人に手助けできる人たちでした。実際に日本でよりもロシアでの方がこのような出来事をよく見かけました。 僕のロシア留学の感想は、「そういった心を持っているからこそ人とのつながりを育んでいけるのではないか」というものでした。今のロシアの国際情勢は良好ではありませんが、学生たちには「ロシア人らしさ」を持ちつづけてほしいですし自分としては最後まで彼らを支えられることを願っています。

宮本 匡(みやもと ただし) 【イルクーツク国立大学】

2016年より3年間、当事業の派遣教師としてウラジオストクに赴任しました。
今回はご縁あってイルクーツク国立大学です。イルクーツクはバイカル湖近くにある人口約60万人の街です。古くより東シベリアの中心都市として栄え、均整の取れた街並みから「シベリアのパリ」とも称されました。学生には授業を通して日本語習得を目指しながらも、イルクーツクの魅力を再認識するきっかけにもなるよう、ロシア人教師の同僚とともに努めます。

伊藤 貴恵(いとう たかえ) 【ノヴォシビルスク国立大学】

3年間の任期を終えてイルクーツクを離れた時には、またシベリアの日本語教育に携る時が来るとは思いもよりませんでした。ご縁をいただき、今度はノヴォシビルスク国立大学の学生たち、先生方と共に日本語を学ぶことになりました。「日本からのオンライン授業だからこそできること」を模索しながら、学生たちが主体的に、自律的に、そして何より楽しく日本語を習得できるよう努めてまいります。

大内 将史(おおうち まさふみ) 【クバン国立大学】

たまさか戴いた約10年ぶり、2度目の派遣教師の機会にとてもワクワクしています。前回はシベリアのノヴォシビルスクでしたが、今回はがらりと変わってロシアでは温暖なクラスノダール、そしてオンライン派遣です。新しい挑戦の連続になりますが、日本・日本語に興味があるという学生や教員たちの想いの一助となり、また、ロシアの歴史、文化、そして人の温かさを伝えられるような活動をしていきたいと思います。

All right reserved, Copyright(C)
 Japan Russia youth Exchange Center 2000-.