日露修好150周年記念回航事業 【参加者の声】

ウラジオストク 国立経済サービス大学舞踏団(団長−ガリーナ・グリシューク)
ミハイル・コロステリョフ

※一番右がコロステリョフ

私たちの舞踏団はできて間もないのですが(2005年2月)、すでに多くのことを成し遂げました。国際コンクール「Folk Dance Festival 2005」では一等賞を、「レヴェランス2005」地方コンクールでは二等賞を受賞しました。メンバーは、我が舞踏団に少なからぬ賞をもたらしているバレリーナのイリーナ・ハゾヴァ。レパートリーはロシアの民族舞踊だけでなく、クラシック、ウクライナの民族舞踊、モダンその他があります。しかし、ルーシ号では、日本人学生にロシアの伝統文化を紹介するという任務がありましたので、もっぱらロシアものを披露しました。一方で、私たちは日本の伝統文化にも触れました。私たちには茶道が最も印象的でしたし、お点前では日本の伝統を肌で感じることができました。その他、折り紙を折ったり、着物を試着したり、日本の歌を歌ったり、日本の伝統楽器−太鼓をたたいてみたりできたこともよかったです。

日本訪問は函館市からはじまりました。函館で正教会や極東国立大学の支部を見たのは驚きでしたし、嬉しくもありました。展望台から市全体を「手のひら」の上のように見たこともとても、言いようもなく印象的でした。また、巨大な星型の公園に行きましたが、言葉では表せない美しさでした。次に船は清水港に向かい、そこから高速フェリーで下田に着きました。下田市ではゆかりの寺や遭難したロシアの水兵の墓を訪れました。その後、宿舎の旅館に向かい、そこで回航事業参加者も含むゲストのためにレセプションが催されました。

また、愛知万博2005年も見に行きました。出展は138ヶ国、私たちは三菱未来館とグローバルハウスを見ました。そこで見たドキュメンタリー映像は全世界のグローバルな問題提起をしていました。万博は非常に規模が大きく、本当に残念なことに、あまり多くの国のパビリオンを見学することはできませんでした。でも、ともかくその場に行き、自分の目でその奇蹟を見たことがとても嬉しいです。

この回航事業は、ホームシックにかかる間もないくらい文化プログラムがとても充実していて、一生、記憶に残ると思います。また、ロシア人参加者ばかりでなく、日本人学生とも友達になることができました。素晴らしいことだと思います。回航事業に参加する機会を与えて下さった主催者に大変感謝しています。