日露修好150周年記念回航事業 【自由討論 概要】

ウラジオストク学生会議(自由討論部分)における主な発言の概要


○日露間には経済問題の他に政治問題としての領土問題がある。この問題の存在は日露関係の発展の障害になっている。両国政府はこの議論を早く解決すべきである。

○文化交流を深めていくことが重要。日露関係における尤も大きな困難とは何か。

○やはり領土問題が残っていること。また、青年交流の拡大が重要。われわれ学生の世代においてお互いへの関心が薄れている。ロシアへの固定的観念に縛られている。様々な交流を通じてロシア人と知り合ってきたが皆この固定的観念のロシア人とは違う。交流の場を広げて固定観念から解放されなければならない。

○世論調査の結果を分析すると、ロシアで日本への好感度が高いのはロシアで日本製品が溢れていることではないか。日本にはロシアのものが少なく関心をもつ機会が少ない。ウオッカだけでなくロシアのものが日本にもっと入ってくることが必要ではないか。

○日本には生活に密着したロシア製品がない。カラシュニコフ(小銃)のような物騒なものが入ってきてもらうと困るが、ロシアはロケットを宇宙に打ち上げている国であり、何かないか。われわれ世代の青年がお互いをより知ることができるように、情報を発信していく必要がある。

○文化交流を深めていくことによってロシアを感じてほしい。

○北方領土に日本人とロシア人が共に住めればいいと思う。同じ土地に日本人とロシア人が共に住むことは可能か。

○可能と思うが、帰属を決めないといざこざが起きた時に問題が発生する。領土問題については妥協することが必要。この問題を早く解決し、一刻も早く交流を活発にしたい。また、日本人のロシア人へのイメージが悪い。良いところを知ってもらえばイメージは変わる。ロシアからもっと情報発信をすべきではないか。

○この点では観光分野の交流を活発化し、人的交流を増加させることが一つの方法である。
サンクトペテルブルクを含むロシアに日本人の観光客がもっと来てほしい。

○日本とロシアとの間の経済発展のレベルの格差が、日本においてロシアを身近に感じない一因ではないか。

○青年間の交流は、文化交流を通じて行うべきであり、政治問題を議論すべきではないのではないか。