日露修好150周年記念回航事業 【会議参加者のスピーチ】


東極東国立総合大学付属東洋学大学3年
ナジェジュダ・コヴリジュヌィフ



(訳)

露日関係


2005年は、日露関係にとって記念すべき年です。1855年2月7日最初の日露条約が下田で調印されました。この条約に基づいて露日間に外交関係が確立されたのです。それから150年が経ち、多くの変化がありました。けれども露日関係は他の諸外国との関係とは違っています。残念ながら、現在にいたるまで平和条約が締結されていないため、両国は非常に親密な関係にあるとはいえません。しかし両国の国民の間にどれほどの距離があるというのでしょうか。ロシア人は伝統文化、現代文化にかかわらず日本文化に非常に興味をもっています。一方、日本では、ロシア文学や最近では歌やアニメにも人気があると聞きました。このようなお互いの文化に対する関心が両国を近づけるのだと思います。

また、ロシアと日本の経済関係も少しずつ強化されています。例えばロシアは日本に石油や木材を輸出し、自動車や電気製品を輸入しています。ここウラジオストクでは自動車の90%は日本車です。経済関係の発展は両国接近の強力な誘因になるといえます。

政治的な問題が存在するにもかかわらず、ロシアと日本はお互いに尊敬しあっています。そしてこれは素晴らしいことです! 露日関係の歴史の中では様々なできごとがありました。将来も多くのことが起こり得るでしょう。しかし重要なのは、個人個人の気持ちです。まず手始めに、ここに集まった我々はみな交流を通して新しい関係発展の基礎をおく努力をすべきです。それが両国の将来の展望へとつながっていくと期待しています。

私自身は、日本語を学び、日本をより深く知って、露日関係分野のスペシャリストになろうと思っています。本日はこのような機会を与えていただきありがとうございました。