日露青年招聘・派遣事業

平成22年度派遣事業
「合気道専門家交流」派遣プログラム
(2010年11月3日~11月10日)


本プログラムは、ロシア連邦青年問題局の提案により、日本の合気道専門家を派遣して合気道を学ぶロシアの若者と交流することを目的として実施されました。

長年にわたるロシアとの交流の実績を持つ(財)合気会本部道場指導部の関昭二師範(7段)を団長とし、4段・3段の日本人若手合気道家たちを派遣して、モスクワでの合気道講習会を通して、モスクワはじめ、イルクーツク、ニジニー・ノヴゴロド、ロストフ・ナ・ドヌ、サランスク、クラスノダール等ロシア各地から参加した250名を超えるロシア人合気道家と交流しました。

事前説明会(於合気会本部道場会議室)

滞在日程

11月 3日(水) 成田発、モスクワ着

11月 4日(木) モスクワ視察、合気道講習会(夜稽古)

11月 5日(金) 合気道講習会(朝稽古・夜稽古)

11月 6日(土) 合気道講習会(朝稽古・夜稽古)

11月 7日(日) 合気道講習会(朝稽古・夜稽古)

11月 8日(月) モスクワ視察、合気道講習会(夜稽古)

11月 9日(火) モスクワ発

11月10日(水) 成田着、解散



以下、日本人参加者の印象記です(敬称略)。

≪福里克:3段≫

稽古は基本的に一日1時間15分のコマが、朝、夜、それぞれ1コマずつ行なわれましたが、ロシアの稽古人は体も大きく、それでいてとても良く動くので、サイズの小さいこちらとしては体力的に消耗した稽古でした。しかしながら、真面目に向かってくる彼らに対し、あまり疲労している様を見せては彼らに失礼になるし、こちらとしてもせっかくの海外での稽古、悔いの残るようなことはしたくないのもあり、また何といっても彼らの真摯な稽古態度に引っ張られる感じで、こちらの体もよく動き、充実して満足な稽古になりました。


≪竹中龍:4段≫

講習会自体は練習相手がロシアの方であるということ以外は、普段の稽古と変わりなく、日本で稽古するのと同じように練習させていただきました。そのため、かえって日本で普段通っている合気道教室との違いについて感じることができました。それは、参加者の皆さんの意識の高さです。柔道も盛んなお国柄か、合気道も武道のひとつとして、とても真剣に向かっているという印象を強く受けました。練習中はつとめて楽しく笑顔でいようと心掛けました。練習相手の方も、楽しそうに練習されていたと思います。この点、国や言葉とは関係なく気持ちが通じたのではないかとうれしく思いました。


≪町田真道:4段 心架塾主宰≫

ロシアの合気道レベルの高さには正直驚きました。そして日本の合気道と何一つ変わりなく、道を守って厳しく練習されている様は素晴らしく、その稽古への姿は尊敬に値するものでした。


※町田さんのウェブサイト「ロシア遠征稽古編及び視察編 http://shinkajyuku.com/russia/russia.html」もご覧下さい。


≪森圭司:3段≫

通訳がない場では言葉は通じませんでしたが、稽古を通じてお互いの技、合気道に対する姿勢を相互に理解できたことがとても有意義でした。合気道に限らず、言葉が通じなくとも分かり合えることが非常に多くあるものだと感じました。


≪金子達郎:3段≫

こいのぼり道場では皆が、先生の教えを大切にし、一定の決まりの中で同じ方法で稽古をしていました。そのため、合気道に対する考え方や目的はそれぞれ違ってもバラバラになってしまうことは無く、一つにまとまっていて、道場の雰囲気や居心地がとても良かったです。一緒に合気道の稽古をすることで言葉以上の深い交流をすることができたように感じました。





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