日露青年招聘・派遣事業

日本語履修学生
(平成21年12月12日~12月21日)



日露青年交流センターでは、2009年度日本語教師派遣事業の枠内で21名の日本語教師を派遣しています。この日本語教師の教え子達23名が来日し、ほぼ1週間の滞在で、東京・京都を訪れました。東京では、東京外国語大学を訪問し、ロシア語を勉強する日本の大学生達と交流したり、留学生が日本語を勉強している授業を見せてもらったりして、同世代の若者たちから色々な刺激を受けました。日本滞在中、日本人学生によるアニメのプレゼンテーション、都内散策など、日本人学生との交流の機会が何度かありましたが、同世代の日本人と日本語で話をする機会が少ないロシア人学生にとっては、とても貴重な経験になりました。

同年代の女性同士。話は尽きません。

男性陣も大活躍。


なにやら深刻な相談?

日露学生そろって明るい笑顔です。


また、山梨学院大学サルキーソフ教授を講師に迎え、「憧れの国-日本語の魅力」というテーマでお話を伺う機会もありました。日本という国の魅力、日本語の魅力について、日本研究歴約50年という大先輩からのお話は、また違う角度からの刺激になりました。

先生の流暢な日本語に学生達はついていくのが大変でした。


この他、東京では歌舞伎鑑賞や浅草見物、東京江戸博物館視察、京都では清水寺や金閣寺視察の他、生け花や茶道を体験しました。ロシアでよく話に聞いていた日本の伝統文化。自分たちの目で見て、手で触れることができ、学生さん達は「夢がかないました」と言っていました。


親切に指導してくださった木谷先生と。

金閣寺には大感動。お天気にも恵まれました。


お茶のお作法は難しい。やっと点てたと思ったら、「苦い!」とのコメントも。。。


ロシアは隣国で、日本語を勉強する学生が多くいるとはいっても、経済的な理由で日本に来ることができない学生はたくさんいます。今回も、日本に来る交通費をできるだけ安くするために、片道72時間のシベリア鉄道を使ってハバロフスクまで行き、そこから飛行機でやってきたブリヤートの学生さんがいました。いつもクールで「Xジャパンが大好き」という彼女は、ロシアに帰国する当日、東京駅で大きな目から涙をぽろぽろ流していました。
わずか1週間の滞在でずいぶん多くのものを見て、食べ慣れないお刺身や、使い慣れないお箸、着方のわからない浴衣や旅館のお風呂などなど、めずらしいものに触れたこともいい思い出になったはずですが、やはり日本人と触れあったことを一番大切な経験と考えている学生さんが多かったようです。来日した時には恥ずかしそうにしゃべっていた日本語も、わずか1週間で格段に上手になりました。

今回来日した学生達の心に日本がより大きな存在として残り続け、今後も日本語の勉強を続けてくれることを願ってやみません。



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