本事業は今年度で10回目をむかえました。派遣対象となる大学数も増え、派遣される教師は20名となりました。
今年度派遣される日本語教師の皆さんを対象に、7月28日から8月6日の間、赴任前研修が行われました。国際交流基金日本語国際センターの施設を利用させていただき、20名が生活をともにしながら、日本語教育に関する分野はもちろんのこと、ロシア事情、ロシア語、日本伝統文化などの分野においても講習を受けました。全員滞りなく研修を終え、8月末にモスクワに向けて出発した安富教師、サンクトペテルブルグに向けて出発した山崎教師を第一号として、それぞれの赴任地に向けて飛び立っていこうとしています。


| (1) | ウラル国立大学 | 小林 亜希子 |
| (2) | リャザン国立大学 | 杉嶋 俊夫 |
| (3) | 経済法律人文学院(クラスノダール) | 瀬川 真帆 |
| (4) | ニージュニー・ノヴゴロド国立言語大学 | 大久保 和美 |
| (5) | タタール国立人文教育大学 | 森永 誠 |
| (6) | ノヴォシビルスク国立工科大学 | 森田 誠亮 |
| (7) | モスクワ市立教育大学 | 安富 瑞枝 |
| (8) | ゲルツェン名称ロシア国立教育大学/東洋大学 | 服部 栄子 |
| (9) | サンクトペテルブルク国立大学 | 山崎 紀子 |
| (10) | サンクトペテルブルク国立文化芸術大学/ サンクトペテルブルク国立経済財政大学 |
宇賀持 綾子 |
| (11) | ハバロフスク国立経済法律アカデミー | 上野 圭子 |
| (12) | 太平洋国立大学/極東国立鉄道大学(ハバロフスク) | 大橋 幸恵 |
| (13) | イルクーツク国立言語大学 | 滝口 強 |
| (14) | ヤクーツク国立大学 | 舟森 久美子 |
| (15) | ブリャート国立大学 | 雪田 純子 |
| (16) | ウラジオストク国立経済サービス大学 | 熊木 麻衣子 |
| (17) | 海洋国立大学 | 小川 晶子 |
| (18) | 極東国立総合大学国際関係大学 | 山田 奈緒 |
| (19) | 極東国立工科大学 | 寺本 貴子 |
| (20) | ユジノサハリンスク経済法律情報大学 | 飯塚 美恵子 |
| (23校 20教師) |
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仕事や留学で何度も行き来したロシアは、わたしにとっては日本と同じぐらい大切なふるさとです。その国で日本語教師として働くことになり、喜びと責任を感じています。
教師経験は浅いのですが、今の自分にできることを100%出し、学生とともに成長できればと思っています。この一年、体験したことのない環境やハプニングに遭遇するかと思いますが、何事もプラス思考で乗り越えていきたいです。

今年度もリャザン大学に派遣していただくことになりました。
昨年度は予想外の出来事に振り回されることも、嬉しい出来事も、度々ありました。リャザンはとてものどかな町ですが、日本語教育や日本に関わる分野に限って言えば、環境は急速に変わってきています。今年度はおそらくこの大学の日本語教育の転換点になると思われます。自分がなすべきことをしっかり見つめながら、仲間とがっちり手を組んでがんばりたいと思います。

クラスノダール?!赴任地を知ったとき、ロシアの東にあるのか西にあるのかもわからず、思わず世界地図を開きました。黒海近くのコーカサス地方にあることがわかり、想像していた「寒い・暗い」というロシアのイメージとは反対の場所を思い浮かべました。まだどんな生活が実際に待ち受けているのか想像できませんが、人との出会いを大切に、楽しんで仕事をし、生活したいと思います。

5年ほど前、エストニアで開かれていたお祭りで、なぜか「♪ニージュニー・ノブゴロド〜」と陽気に歌うおじさんたちのバンドを聞いたことがあります。きっとその時、私がニジニに行くことは運命付けられたのでしょう!これからの10ヶ月、学生が求めていることをちゃんと把握できるようにしたいです。そして、日本からはるか離れたニジニで、「日本語を勉強したい!」と思ったその気持ちに応えられたらと、思います。

赴任するカザンという町は、モスクワから約800km。ヴォルガ川に臨む歴史ある商工業都市だそうです。今はまだ本当に漠然としたイメージしか持てませんが、1年後、どんな思いを抱いてこの町を後にすることになるのか、今から楽しみです。ともあれ、まずは足もとをしっかりと見つめて、学生のみなさんとともに実のある授業を作り上げていけるよう、持てる力をつくしたいと思っています。

人口も多く、非常に大きい都市でありながら、日本で調べているとあまり情報の入ってこない未知の部分を、この目でしっかり確かめてこようと思います。寒さ、生活など、不安を挙げればきりがないですが、周りの人々とのかかわりを大切にしながら自分なりに楽しんで頑張ります。早くノヴォシビルスクの学生に会いたいです。

モスクワ市立教育大学の日本語コースは昨年度開設されたばかりです。初の日本人派遣教師として責任の重さを感じると同時に、新しい環境での職務にわくわくしております。首都モスクワでの生活も楽しみです。噂の物価高が心配ではありますが、健康に留意して楽しい授業を提供できるようがんばりたいと思います。

未だ見ぬサンクトペテルブルク。地図上で見るとフィンランド国境に近く、抱くイメージは白夜と劇場、美術館巡りなどの文化的生活。しかしこの都市ではなんと、18世紀から日本語教育が行われていたというのです。 若者は今、何を求めて日本語を学ぶのか。常に彼らと向き合い、ともに困難を乗り越えながら、変化の速いロシアの今をしっかりと目に刻んでこようと思っています。

日本の常識を引き下げて行っては全く太刀打ちできないロシア。昨年は毎日のように喜び、怒り、笑い、驚きながら日々を過ごしました。
2年目の今年は余裕を持っていろいろなことに臨みたいと思います。まずはずっとサボっていたロシア語の勉強。もちろん学生に「日本語を勉強していてよかった!」と思わせることができるような授業も。
来年の夏は笑顔で帰国したいです!

日本語教師として高等教育機関で働く機会をいただき、大変ありがたく思っております。私が赴任するサンクトペテルブルグは、街全体が世界遺産という、美しい街です。また、江戸時代以前から日本人漂流民が日本語を教えた、という日本語教育ゆかりの地でもあります。生活面、仕事面でたくさん苦労することがあると思いますが、七転び八起きの精神でがんばっていきたいと思います。

2年目のハバロフスクです。1年目は無我夢中で訳も分からず突っ走ってきましたが、今年はもう少し心にゆとりをもって、充実した活動ができるようにがんばりたいと思います。あと1年、アムール川と季節を共にしていこうと思います。

ヨーロッパのおおらかさとアジアの生真面目さを併せ持つハバロフスクの人たちに戸惑った1年目。今年も、何が待ち受けているのか楽しみです。2年目も(м)учительницаのお仕事、がんばります。

私にとっては初めてのロシア。確かに不安もありますが、何だかとてもワクワクしています。ロシアでは、日本語はもちろんのこと、伝統文化や最近の文化(アニメやJ-POP等)、日本事情についても幅広く、そしてバランスよく紹介していきたいと思っています。ロシア語はまだまだ挨拶レベルですが、日本語クラスの学生はもちろんのこと、他のクラスの学生や地域のロシア人たちとも積極的に交流を深めていきたいと思います。

人類の生活圏の中では一番寒いと言われるヤクーツクですが、そこではとっても熱い日本語学習の火が燃え続けています。その火を絶やさぬよう、自分分のできることを精一杯やってこようと思います。そして、マイナス50℃を体感できるか…とても楽しみです。

10年ぶりのロシアになります。この10年でどれだけのことが変化したのか…ロシアも自分も。それを確認するのが、とても楽しみです。ブリャート人は日本人と一番近いDNAをもっているらしいです。いろんな意味で原点を考える1年になりそうで、ワクワクしています。

不安でいっぱいのまま渡ったウラジオストク。日々の生活に追われ、授業に追われ・・・あっという間に一年が過ぎてしまいました。二年目の目標は「授業」のために全力を注ぐこと。学生にはもっと日本を知ってもらい、私はもっとロシアを好きになって帰ってきたいと思います。

ロシア語の先生から「ウラジオストクは東方を征服せよ。」という意味だと聞き、「なんて強気な名前なんだろう。」と驚きました。謙虚さを忘れずに自分にできることを模索しつつ、必要な時は強気にがんばっていきたいと思います。貴重なチャンスを与えてくださりありがとうございます。

ウラジオストクは、亡き祖父が戦時中に長く滞在したことがある街です。その地で日本語教師としての第一歩を踏み出すという不思議な縁に思いを馳せつつ、自分にできることを精一杯果たしてきたいと思っております。そして何より楽しく元気に、充実した時間を過ごせたらと思います。

「どこへ行くの?」と聞かれて、「ウズベキスタン、じゃなかった、ウランバートル、でもなかった、ウラジオストク!」と答えているくらいまだピンときていませんが、一年後にはウラジオストクに親しみを感じられるよう、そしてウラジオストクの人にも親しみを感じてもらえるよう活動していきたいと思います。

ロシアの地に初めて立ってから早10年。「ロシアで日本語教師」という夢が叶いました。サハリン派遣はちょっとびっくりでしたが、今はそこでどんなことができるのか楽しみです。この経験で一回りも二回りも成長したいと思っております。