若手研究者等フェローシップ(2004)

2004年12月
セヴェルスカヤ、ナタリア

日露青年交流事業小渕フェローシップを受けて来日しました。日本に来ることをずっと夢に見ていましたので、日本に滞在するだけでなく研究をするチャンスがやってきたことを本当に嬉しく思いました。

日本に来てみて、その選択が間違いでなかったことが分かりました。素晴らしい気候、まれにみる美しい自然、海、山々。そして、どこも清潔で秩序があります。地元の人たちは、街でも大学でも、とても親しみやすく、思いやりのある礼儀正しい人々です。大学には外国人のために無料の日本語講習がありますが、とても切実です。というのも、大学の外では、残念ながら、英語では少しも交流できないからです。

私のいる長崎大学分子医療部門は見事に設備が整っています。ここには予定している研究を行うために必要なものすべてがそろっています。通常の仕事を行うための条件はすべて整っています。何を、どこで手に入れるかということを考える必要もありません。それには、すべてが然るべき時に、然るべき所にあるように見守っている専門のスタッフがいます。もし、何かの消耗品がなくなってしまったとしたら、あるいは何か研究に必要になったとしたら、1〜3日の内に注文品がラボに届けられます。長崎大学での仕事でもう一つ良いところは、研究室を離れずに大学図書館のウエブサイトを通して医学論文に自由にアクセスできることです。しかも、主な専門誌は研究室にもそろっています。このような環境で仕事ができることにまったく満足しています。

日本人の同僚が仕事のときだけでなく休暇のときにも示してくれる親切にも、とても感動しました。長崎の名所旧跡を案内してくれたり、和食レストランで最高に美味しい日本食を教えてくれたりしました。また、温泉にも行き、伝統のお祭り「おくんち(長崎くんち)」にも参加しました。このようないろいろなことを通して、日本の文化と生活様式をよりよく理解することができました。






この場をお借りして、小渕フェローシップと山下長崎大学教授に対し、長崎大学で研究できる機会を与えていただいたことに謝意を表します。ここでは、有益な経験を積んだだけでなく、この無類の国について数多くの忘れがたい感銘を得ました。

(原文はロシア語)